STDの種類と症状は分かったが、風俗遊びや出会い系の女などで病気持ちの地雷を踏まないためにも“防衛策と回避術”を研究しよう。
その前に、実際にSTDに感染してしまった気の毒な人の話を聞いて、同じ失敗をしないように注意しよう。
山根耕太(31)の場合/尖圭コンジローマ/会社員・妻子有り
「同僚と飲んで、誘われるまま軽い気持ちで入ったヘルスだったと思う。たぶん、そこで移された」
奥さんとの夫婦関係は完全に冷めているので、年に数回ほど風俗に行くという山根さん。この日もいつものようにヘルスに入った。いつもと違うところと言えば、お酒が入っていたことくらいだろうか。
「1ヶ月くらい経ってからかな、尿道口のところがズキズキしてきて、どうしたのかなと思ってるうちに気付いたらカリのところに変なカリフラワー状のものが出来てた。それまでは、ほとんど自覚症状もなくてビックリした。そのうちオシッコするのもままならなくなってきて、慌てて病院に行きました」
典型的な尖圭コンジローマの症状だ。
どんな治療だったのか聞いた。
「亀頭に麻酔されて、カリフラワー状の発疹を除去する手術をしました。麻酔がめちゃくちゃ痛くて、術後もしばらくは消毒やら何らやで通院しました。今も軟膏を塗って自宅療養中です」
お酒を飲んでいたせいで判断力や思考が低下、いつもならわかる相手の性器の状態に注意がいかず、異変や異臭等に気付かなかったと言う。また飲酒状態は抵抗力も低くなるので、感染率が高まった可能性もある。
「とんだお土産でしたよ。完治するまでは、風俗もSEXもお預けですね。オナニーでガマンしますよ」
幸いにも奥さんと関係が冷めていたおかげで移さずに済んだと言う。